城の出入口を虎口という

大抵は曲げられて造られることが多く、城門や虎口の正面に蔀と呼ばれる土塁を設けてまっすぐ進めなくすることもある。

城の正面の虎口には大手門、裏の虎口には搦手門が構えられた。虎口は城兵の出入り口であるとともに、敵の侵入口にもなるため特に厳重に防備が固められた。

虎口に塁壁で四角形の空間を形成して門を2重に構えたものを桝形虎口・桝形門という。

虎口の外側にある堀の対岸に、橋頭堡としてさらに堀で囲まれた小さな曲輪を作ることがあり、これを馬出といった。

敵と対面する虎口の堀には土橋や木製の橋が架けられ、必要に応じて城内と城外、城内と郭外を遮断すべく木橋の板をはずす、若しくは、破壊、特殊な場合は可動式にして移動させられた。

移動方法には算盤橋のほか、郭内に引き入れる引橋、虎口の門柱によって橋を釣り上げる跳橋などがあった。
update:2010年02月22日