永続革命論は

永続革命論とは、レフ・トロツキーがロシア出身のドイツの急進的な革命家パルブスとともに提起した後進国における革命理論。

永久革命論ともいう。

レーニンが、ロシアにおける当面の革命を労農独裁による帝政の打倒を目指す民主主義革命であり、その後にプロレタリア革命を目指すという二段革命論を唱えていたのに対し、トロツキーは若きマルクスがドイツにおける革命のスローガンとして共産主義者同盟中央委員会回状の中で提起した「永続革命」をとりあげた。

彼は、一般に後進国においては、ブルジョアジーはその後を追って登場したプロレタリアートへの恐怖のために民主主義革命を遂行する能力はなく、したがってプロレタリアートにしか民主主義的任務も遂行できないと主張して、プロレタリアートによる即時の権力奪取を呼びかけた。

後年、ソビエトからの追放後に執筆した「ロシア革命史」では、このような後進国におけるブルジョアジーの政治的無力とプロレタリアートの主導性の根拠として、「複合的発展の法則」を指摘している。
update:2010年07月19日